今後数カ月におけるリーグの変更方針



情報元
https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/developer-corner/H9b9Ekqw-league-gameplay-changes-over-the-next-few-months

RiotScruffyによる投稿

やぁ皆。私はRiotScruffyという者で、現在リーグに起きている問題に対応するため今年度我々が建てている計画を明確にしたい。具体的には決まっておらず、この話を全員に関連付けるのは計画に対するフィードバックこそが我々が必要とし、期待するものであり、正しい道を進んでいることを確認したい。

目下力を入れていること

ダメージとバーストが高すぎる

  • 2018年、リーグにおけるダメージはデフェンスと比較して上がった。これは特にゲーム序盤では真実だ。今後のパッチで小さな改良を加え、今プレシーズンで何らかのアクションやキルの機会を妨げることなく包括的なものとなる最適な方法を模索している。
  • 特にシステム上のダメージソースからくるダメージが高すぎ、それらの多くが重複するということに同意する。対象に反応する機会を与えずにどれだけの安定したバーストダメージを許すかという伝統的なルールを破るために、電撃、追火、ダスクブレード、ストームレイザーを一緒に使うことは珍しくない。


マークスマンは失意の中にいる

  • ミッドシーズンで求めた多様性を手に入れた一方で、マークスマンにのしかかった重圧は我々が望み、予想したものよりもずっと大きいものだった。一部変更による悪影響の過小評価と、狙いよりも深刻となったnerfの組み合わせが苦痛なビルドパス、100%を超えるクリティカルビルド、新クリティカルでの低い満足度、多くのマークスマンの弱体化を生んだ。
  • 最近リリースした8.15での変更は満足感の改善とクリティカルアイテムによるビルドパスのスムーズ化を狙いとしたものだった。加えて我々はこれらチャンピオンの成長曲線が遅すぎると考えている。現在の考えであるより早い段階で戦力とするためにゲーム後半のパワーを犠牲にすることは、マークスマンプレイヤーにゲームが終了する前に影響し、後半で絶対に追いつかない機会を与える。


今年のプレシーズン

プレシーズンのターゲットとなるものは評判が良くないことがあるが、今年は大幅に手を加えることはないだろう。特にジャングルは変更するつもりがなく、ここ数カ月での変更がある中で、余りに多くの根本的な移行はしたくない。

我々の目標
カムバックをより達成可能で実現的とする

  • リーグでの最初の10分のプレー感はプレイヤーに何度も尋ねてきたものであり、提供できる最高のゲーム体験を供給しているとは考えていない。理想的にはプレイヤーが序盤の失敗を感じたときのリアクションが、サレンダーが最適な選択肢と考えることではなく、楽しいカムバックを計画することだ。
  • 序盤の成功はチームに有意なアドバンテージを与えるが、劣勢のチームがカムバックするためのより明確で実現可能な手段が必要だ。


レーニングフェーズは若干長くなり、フェーズの終わりにチャンピオンは大抵1つのアイテムを完成させる。

  • レーニングフェーズは1v1や2v2で押したり引いたりを繰り返して楽しむ、ゲームの根本となるフェーズだ。全ての試合でレーンフェーズをより安定した質を持つ時間帯にし、ゲームが流動的な中盤や終盤へ移行するまでプレイヤーを成長曲線から少しだけ遠ざけたい。
  • より高い基準となるパワーでゲーム中盤へ入るとチャンピオンは求められる役割を果たすことができ、戦闘に大切な貢献者となり、ゲームが終わる前に何も仕事ができないと感じる機会を最小化する。


ゲームの解決策をより早く決定する

  • 多くのゲームでカムバックは実現可能としたいが、一方のチームが確実に勝つほど優位な中で、ゲームがなかなか終わらない問題にも対応したい。これは我々からすればプレイヤーの時間をうまく使えていないということだ。もし一方のチームが獲得するのが難しいアドバンテージを得ようと管理すれば、その時点からゲームが終わるまで時間はかからないはずだ。著しいスノーボールを得たチームがゲームを終わらせる助けとなる変更を検討している。


ルーンパスのステータスボーナスの廃止

  • ルーンを浸透させ時間を置いた後、皆のフィードバックを聞き、システムに1つ変更を加えることに力を入れている。ルーンの選択肢からステータスを切り離し、チャンピオンに必要なステータスの直接的な選択とわかりやすさを与えたい。当初はスタイルにステータスを付けることは画一的な選択となることを防ぐだろう(プレースタイルにフィットするルーンが経路にあり、第二候補でほしいステータスボーナスがついていてれば取るだろう?)と考えていた。しかし、結果を見ると有効とするよりも選択肢を狭くしている。
  • これを受けて、最も使われているルーンあるいは使われていないルーンを取りやすくする計画を立てている。


長期にわたる学習

度重なる学び直しは面白さを奪う
リーグをリーグ足らしめるには、ゲームの改革と絶え間ない改良が不可欠だ。しかし、あまりに早く、あまりに多くの変更を行うことプレイヤーは落ち着く暇がなく現在の環境を完全に理解する時間がないと感じさせてしまう。最近のシーズンでは、長い目で見たときにリーグを良いものにすると本当に信じている変更に対して、対価を支払うよう願ってきたが、狙いに反して2018年は限界点を迎えてしまったことは明白だ。この経験から最高の改良を行い安定したメタで健全な期間を短縮することなく新コンテンツを加えられるよう、計測と一定間隔による変更を目指していく。

身に着けたプレーを無駄にしない
ゲームを改良する変更には現在のプレイヤーが受け入れ順応できるタイプのものがある。戦術面(ボットレーンでの多様性の導入による副作用など)では好んでリーグをプレーする方法だったが使えなくなったものがある。こういった中で今年のミッドシーズンで振り落とされないようについてきたプレイヤーたちからの不満は、こういった感情がどのように砕かれるかを思い出させ、この種の変更を進めるには一層慎重になった。我々が皆にできる長期的な約束は、ゲームが混乱することはあるが、長期の運用のために我々がいるのであり、決して壊れたままにすることはない。

リーグは我々にとって大きな情熱であり、あなたたちのように携わっているプレイヤー集団を持つことに本当に感謝している。今後の数カ月を楽しみにし、変更のテストを始め次第もっと多くの声を聞き、そしてフィードバックを返すことを期待している。

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