Dauntless オープンベータのレビュー

オープンベータ時点での評価

人に勧められるレベルではないと思います。アクションゲームに慣れた人であれば、エンドコンテンツまで1週間かからないほどのコンテンツ量です。

モンスターハンター(MH)との比較

シリーズ物との比較になるとどうしてもモンスターや装備の量は劣ります。個人的に一番まずいと思うところはMHにない売りや長所が全くなく、劣化コピーでしかない点です。システムはほぼ同じで、無料でできるMHというくらいしか強みがありません。

開発速度

フォーラムの最初の投稿が16年12月、クローズドベータ開始が17年9月、オープンベータ開始が18年5月です。18年末に正式サービス開始を目標にしているようです。現時点で特別遅いということはなさそうですが、今後の数カ月ではっきり明暗が分かれるのではないでしょうか。

オープンベータ開始時に大量のログインが発生し数万アカウントが待機状態となりました。解決は数日程度でできましたが現状の報告などがあまりなく、少し不満の残る対応でした。

戦闘システム

最大参加人数は4人です。ロビーのような役割を果たす町もあります。

現時点では武器種はソード、アックス、ハンマー、チェインブレード、スピアの5つで、今後2カ月をめどに1種を追加する予定です。どの武器も攻撃でチャージを貯めると特殊な攻撃を使えます。

モンスター(通称ベヒーモス)は亜種などを含めて15種で、こちらも2カ月をめどに1種を追加する予定です。ベヒーモスたちはやや個性に欠ける気がします。

尻尾を切ったり部位を破壊するシステムもあります。ベヒーモスの怒り状態が2種類あるのですが、特定の状態のときに部位を破壊する、遭遇してから2分以内に部位を破壊するなどの条件がついた素材があります。

ソロでもパーティーでもやられた場合1回は復活できます。パーティーの時は他プレイヤーに起こしてもらうことができます。ダメージを受けたりするたびに危険度が上がっていき、100になると復活できなくなります。危険度の上がり方もルールがあり、4人パーティーで一人だけが復活を繰り返してもさほど問題にはなりませんが、一度に3人が戦闘不能になると一気に危険度が上昇します。

敵の攻撃が結構激しく、ノーダメージで討伐するのはかなり難しいです。Youtubeを見る限りではダメージを優先してごり押しするのが主流と言えそうです。

MHでの回避行動は2種類ありましたが、Dauntlessは1つだけです。MHでの回避行動は敵の攻撃の範囲外や当たらない地点への移動が主な用途だったと思いますが、Dauntlessでは回避行動に発生する無敵時間を利用するのがほぼ必須です。オンラインゲームでこのゲームデザインはまずそうな気がします。

装備

ベヒーモスを倒し、装備を作り、さらにベヒーモスを倒し、作った装備品を強化していく流れです。装備箇所は頭、胴、手、足、武器、ランタンの6種類です。

装備品とそれにはめるセル(MHでいう護石、珠)でperk(スキル)をつけることができます。現在セルの入手手段が非常に限られているため、試してみたいperkはあるがどうしようもないという状況です。

ほか不満点


  • スライドバーが細すぎてつかみにくい。
  • マップに落ちてる移動速度上昇アイテムのあたり判定が厳しすぎる。色も白いので雪のマップだととても見つけにくい。
  • キャラクターが起伏に弱すぎる。ダメージを受けるわけではないが頻繁に走れなくなる。登れるところとそうでないところの区別がつきにくい。
  • 成長曲線がおかしい。島が5つある中で、最初の島で作れる装備はその島で快適に狩りができるレベルでしかなく、次の島だとベヒーモスの攻撃が痛すぎる。
  • 野良の寄生への対応策が全くなく、ソロ推奨。



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