Meddlerによるゲーム短評 2018/08/24 読み込みバグの調査、熟練度曲線について

情報元
https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/developer-corner/635MVdLk-quick-gameplay-thoughts-august-24

Meddlerによる投稿

免責事項は省略
https://twitter.com/RiotMeddler

読み込みバグの調査

ゲームに入るまでの読み込みにどれだけ時間がかかるかという問題を調査している。これには一人を除いた全プレイヤーが読み込みを終えるまで、最後の一人の読み込みが始まらない問題も含まれている。いつ、どうやって修正するかはまだ決まっていないが、対応していることを共有したかった。

優先リストにあるものが本当に影響があったり、または頻繁に起きるものであった場合優先度を引き上げることがある。今回のようにどちらにも当てはまる場合、組み合わせが特に悪いことを考慮し、最優先事項となった。

最近の変更による熟練度曲線

既に話した、あるいは共有する用意ができていないプレシーズン、ランク戦、Nexus Blitzなどに時間を使ったことを考慮すれば、今現在取り組んでいるものに関して話すことは新鮮さに欠けるかもしれない。そのため熟練度曲線(Mastery Curve)グラフを見せるいい時期だと思う。こういったデータに関心があれば知らせてほしい。もう少し詳しく話せるかもしれない。

熟練度曲線という言葉をあまり知らなかったりもう少し知りたい人向けに、今年初めの2つの投稿を教える。

https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/developer-corner/1czrgEgw-quick-gameplay-thoughts-february-21 
https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/developer-corner/X3P0v1Vh-quick-gameplay- thoughts-february-23


TLDRは、プレイヤーが試合を重ねるごとにどうチャンピオンの勝率が上昇していくかを示すものだ。バランス方針を決めるときに非常に役立つツールとなる。

※ TLDR = too long, don't read 日本語で言うと少し古いですが今北産業。

今日は最近の変更でパイク、イレリア、カイ=サ、スワインに加え、比較用に似たチャンピオンであるレンガー、ジャックス、ヴェイン、カーサスらの熟練度曲線を見ていこう。このデータはここ3カ月のほぼすべての地域、全MMR帯で取られたものだ。曲線は高MMRと低MMRで少し違いがあるが、一般的に劇的な違いはない(同じ傾向を持つ)。これにエイトロックスとアカリは入っていないのはこの曲線を作るために充分なデータを集めるには直近すぎたためだ(特に30戦以上記録したプレイヤーが足りなかった)。



特記事項

  • これは数カ月間の平均データであるため、必ずしも現在の強さを反映しているわけではない。
  • パイクとレンガーの比較は興味深い。彼らはプレー数によって多くの恩恵を受けるチャンピオンであり、50ゲームで9%の上昇は平均を大きく上回る。これはタンキーでないメレーチャンピオンにはよくあることで、いつ戦うか、どのポジションを取るかといった必要性が明確なチャンピオンは高い伸び率となる傾向がある。対照的にレンガーの安定した曲線にくらべ、パイクがどれだけ前倒しになっているか(学ぶことは多いが、時間はかかっていない)は注目に値する。中間と重度のプレー回数での不一致がそれほど大きくないことを考慮すると、前倒しされた曲線は調整するには容易であることが多い。確かにレンガーのバランス調整は数年にわたり課題であった。一方でまだ日が浅いが、パイクはそれほど問題にはならないかもしれない。
  • イレリアとジャックスもまた面白い比較となっている。大体15ゲームあたりからこれらの曲線はかなり似通ったものとなり、同程度のパワーレベルで落ち着く。イレリアは開始位置が低く急だが、恐らくコンボとその実践を学習するための初期のテストを反映しており、それからジャックスがいる段階(メカニカルな実践やチャンピオンの理解度からマッチアップやアイテム購入のタイミングなどに重点が移っていく)へ移行していくのだろう。



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