カルマの変更点プレビュー



情報元
https://boards.na.leagueoflegends.com/en/c/developer-corner/TkiBEVYV-karma-gameplay-change-preview

Riot NeuroCatによる投稿

カルマに変更を加えたので先んじて公開したい。変更は作業中であることに注意してほしい。ヴィジュアルは作成中で数値も調整中なのでPBEでのプレシーズンアップデートには入らない。これらの変更がPBEに来たときは皆にぜひテストしてもらい、フィードバックを送ってほしい。

始めに、カルマの問題と今回の変更の目標について話そうと思う。
  1. 他のチャンピオンと比べて、最近のカルマはテーマ的にも、ゲーム内容面でも際立ったものがなかった。カルマらしさというものがなかったので、最初の目標はカルマにその存在意義を強化するような、独自の仕組みを与えることだ。
  2. カルマは健全なバランス状態を保つのが難しいチャンピオンだ。彼女を平均的なプレイヤー向けに適切に調整すると、プロでは圧倒的な存在となる。2つ目の目標は彼女のとがった部分をそのままに、それ以外のところで強化をし、平均的なカルマプレイヤーにとって確実によりパワフルにすることだ。
  3. 特定のマントラがビルドやゲーム状況によってはずっと有効となるが、カルマプレイヤーはマントラの選択がチャンピオンによって確約された柔軟性をもたらさないと感じることがある。3つ目の目標はカルマのマントラ選択を様々な状況で重要であると感じさせるものとすることだ。

変更について、大きい物から見ていこう。彼女の存在意義に沿って、独自の仕組みを与えた。カルマはアイオニアの人々の精神的支柱であり、他の偉大な指導者同様、共に働く人々の潜在能力を見抜き、その能力を最大限に引き出す力を持っている。この仕組みを実現するため、カルマのWに味方を対象にできるモードを追加した。味方にWを使うと、対象のアビリティのクールダウンを固定量減らす。マントラによる強化は軽減量を増やし、マナを与える。

これとパッシブとするカルマ独自のヴィジュアル効果と組み合わせる。カルマは味方のスペルがクールダウンが上がるまでどれほどあるかを示す印が見えるようになる。Wと連動し、どの味方がWの適切な対象となるか一目瞭然でわかるだろう。この仕組みがユニークなレーンやチーム構成を生むようカルマプレイヤーを刺激することを期待している。

これらの変更に伴い、現在のプロと平均的なカルマプレイヤー間のプレーフィールドを2つの方法で整理したい。
  1. カルマのパワーはマントラの使い方に根付いている。パッシブのマントラCDRを最適化することはプロが得意なことであり、一般プレイヤーよりも大きな力を得ることができる。彼女のライブサーバーのパッシブをチャンピオンかモンスターへのあらゆるダメージで発動する、スペルシーフエッジのようなチャージ型に変更している。これによりカルマプレイヤーはパッシブを最大化するために通常攻撃に費やす必要がなくなり、位置取りやワーディングなどの余裕ができる。
  2. 全般的にスキルセットから移動速度による利点は減らしており、特にマントラ-激励、信念の抵抗はターゲット周辺の味方に与えられる移動速度を減らすよう(シールドの軽減も同様)大きく変更している。移動速度、特に信念の抵抗での範囲移動速度は一般的なランクでのプレーよりも、計算されたプレーでずっと強力であるため、その威力を削ることで多くのパワーの空きが生まれ、別の箇所での強化が可能となる。

最後の変更はマントラスペルを対象にした改良だ。様々な状況で柔軟な使い方ができるようにする。
  • 魂の劫火(マントラ-Q)は炎球のヒットダメージを大きくし、爆発ダメージを小さくする。ゲーム後半でも魂の劫火を使ったポークは強力なままとなるはずだ。
  • 魂の新生(マントラ-W)は失ったHPと直接APでスケールする量を変更している。タンキーにする代わりにAPを積んでも回復量は相当なものとなるはずだ。
  • 激励(Mantra-E)は周辺へのシールド(と移動速度)の割合はライブのものよりもずっと大きくなるが、周辺にいる見方で均等に分割される。2v2や3v3では激励の使用は依然として強力だろう。

このアップデートによってカルマは次のようなものになる。

パッシブ - 寄せ火 
Kindled Spirit - カルマが敵のチャンピオンや大型モンスターにダメージを与えるとマントラのクールダウンはX秒短縮される(Z秒間で上限Y回)。

Souls Alight - カルマは味方の基本アビリティのクールダウン合計が視認できる。

Q - 心炎
ライブサーバーと同じ

W - Spirit Bond
味方への使用: カルマは味方の基本アビリティのクールダウンを最大X秒短縮する。
マントラ - Harmony: クールダウン短縮量がY秒分増加する。
カルマは味方の最大マナをZ%回復する。

敵への使用: カルマは対象にXダメージ与える。鎖が壊れなかった場合、追加でXダメージとT秒間のルートを与える。

マントラ - 魂の新生: ルートが長くなる。これによりダメージを与えるとカルマは損失したHPのY%+Z% APを回復する。

E - 激励
味方に移動速度とシールドを与える。
マントラ - 信念の抵抗:対象にボーナスシールドを与える。周辺の味方でシールドと移動速度のX%を分け合う。

R - マントラ
ライブサーバーと同じ

変更一覧の具体的な数値についてはいまだ調整中だが、これらの変更によってカルマの初期ステータスに健全な強化が入り、複数のアビリティがバランスの取れた状態をもたらすことを期待できるはずだ。

0 件のコメント :

コメントを投稿